こんにちわ! ピプリクト運営スタッフです。
各ブロックチェーンゲームでは、公式サイトはもちろんのこと、Twiiter、Discord、Telegram、Medium、Facebookなど、さまざまなコミュニケーションの手段を使ってユーザーに情報を提供しています。(この記事では、これらのツールのことをまとめて「コミュニケーションツール」と呼びます)
私も情報集めのためにこれらのコミュニケーションツールをこまめにウォッチしています。
そんな中浮かんできたのが、「ブロックチェーンゲームの開発チームは、どれくらい熱心に情報発信し、ユーザーとコミュニケーションをとっているのだろう?」という疑問です。
そこで今回、主要なブロックチェーンゲームではどれくらいのコミュニケーションツールの登録者数がいるのか、比較調査を行ってみました。
目次
- 調査したブロックチェーンゲーム
- 比較したコミュニケーションツール
- リリース済みのゲーム6タイトル
- リリース前のゲーム12タイトル
- CLASH & GO(クラッシュアンドゴー)
- War of Crypto(ウォーオブクリプト)
- Gods Unchained(ゴッズ・アンチェインド)
- EverDragons(エバードラゴンズ)
- Axie Infinty(アクシー・インフィニティ)
- CSC Crypto Space Commander(シーエスシー クリプト・スペース・コマンダー)
- Hash Rush(ハッシュラッシュ)
- MLB CryptoBaseball(MLBクリプトベースボール)
- War Riders(ウォー・ライダーズ)
- Cryptic Conjure(クリプティック・コンジャー)
- 9lives Arena(ナインライブズ・アリーナ)
- DECIMATED(デシメイティッド)
- まとめ
調査したブロックチェーンゲーム
リリース済みのものと、リリース前のものとに分けて調査しました。
リリース済みのゲームで調査したのは、以下の6タイトルです。クローズドβ以上の状態になっているものを「リリース済み」としています。
- CryptoKitties
- ETH.TOWN
- Etheremon
- Nova Blitz
- くりぷトン
- 0xUniverse
リリース前のゲームで調査したのは、以下の12タイトルです。
- CLASH & GO
- War of Crypto
- Gods Unchained
- EverDragons
- Axie Infinty
- CSC
- Hash Rush
- MLB CryptoBaseball
- War Riders
- Cryptic Conjure
- 9lives Arena
- DECIMATED
数値はすべて2018年8月2日現在のものです。並び順はTwitterのフォロワー数順です。
なお、調査したタイトルの中には、エアドロップを行って登録者数が跳ね上がっているものもあります。その場合は「エアドロップ:あり」と注記しました。
比較したコミュニケーションツール
今回フォロワー数、登録者数を比較したのは、Twitter、Discord、Telegramの3つのコミュニケーションツールです。この3つのサービスを選んだのは、世界的にユーザー数が非常に多く、ほとんどのブロックチェーンゲームがこの3つのうちの2つ以上のサービスを何らかの形で利用しているからです。
ゲームの公式サイトからリンクがはられている場合に、公式のものとして調査対象にしました。
Twitterはもはや解説するまでもないと思いますが、DiscordとTelegramについては日本ではそれほどメジャーではないのでかんたんに説明します。
Discordとは?
ゲーマー向けの音声チャット、テキストチャットアプリです。全世界で1億3千万人以上が利用しています。
機能や使い方としてはSlackのゲーム版と考えればわかりやすいですが、Slackは「テキストベースで仕事用」、Discordは「ボイスチャットベースでゲーム用」で、元々の出自や思想がぜんぜん違ったりします。
Telegramとは?
メッセンジャーアプリです。海外のLINEと考えるとわかりやすいです。メッセージの送受信が暗号化され、安全に会話やファイルのやりとりができることがうたわれています。17億ドルのICOでの資金調達に成功したことでも話題を集めました。
リリース済みのゲーム6タイトル
CryptoKitties(クリプトキティーズ)
- Twitterフォロワー数 :24,049
- Discord登録者数 :24,433
- Telegram登録者数 :なし
- エアドロップ:あり
- 24Hユニークユーザ数 :298
- 24Hトランザクション数:3,147
ブロックチェーンゲームの元祖はさすがの登録者数です。登録者数のわりに利用者数が少ないのは、話題性で一時期極端に注目されたせいかもしれません。
ETH.TOWN(イーサタウン)
- Twitterフォロワー数 :7,027
- Discord登録者数 :2,764
- Telegram登録者数 :848
- エアドロップ:あり
- 24Hユニークユーザ数 :103
- 24Hトランザクション数:561
Etheremon(イーサエモン)
- Twitterフォロワー数 :3,667
- Discord登録者数 :450
- Telegram登録者数 :2,408
- エアドロップ:あり
- 24Hユニークユーザ数 :380
- 24Hトランザクション数:1,097
ユニークユーザ数ではCryptoKittiesを超える日もあるイーサエモン、健闘しています。
Nova Blitz(ノヴァブリッツ)
- Twitterフォロワー数 :1,998
- Discord登録者数 :なし
- Telegram登録者数 :971
- エアドロップ:あり
- 24Hユニークユーザ数 :no data
- 24Hトランザクション数:no data
くりぷ豚(Crypt Oink)
国産ブロックチェーンゲームのくりぷ豚もなかなかのTwitterフォロワー数です。
0xUniverse(ゼロエックスユニバース)
リリース前のゲーム12タイトル
CLASH & GO(クラッシュアンドゴー)
エアドロップでかなりたくさんトークンを配ったので、TwitterとTelegramの登録者数が非常に多いです。
War of Crypto(ウォーオブクリプト)
プレセールが好調だったWar of Cryptoもなかなかの登録者数です。
Gods Unchained(ゴッズ・アンチェインド)
EverDragons(エバードラゴンズ)
Axie Infinty(アクシー・インフィニティ)
CSC Crypto Space Commander(シーエスシー クリプト・スペース・コマンダー)
Hash Rush(ハッシュラッシュ)
MLB CryptoBaseball(MLBクリプトベースボール)
War Riders(ウォー・ライダーズ)
Cryptic Conjure(クリプティック・コンジャー)
もうすぐプレセールが始まるCryptic Conjureはちょっと登録者数が少ないですね。
9lives Arena(ナインライブズ・アリーナ)
DECIMATED(デシメイティッド)
とりあえず、Twitterアカウントを作りましょう!
まとめ
コミュニケーションツールのフォロワー数、登録者数が多いからといって、それが即座にゲームとしての価値に結びつくわけではありませんが、開発チームがどのくらいユーザーとのコミュニケーションを重視しているか、一つの目安になると思います。
まだまだ発展途上でユーザーの理解も進んでいない市場ですから、従来のゲーム以上に開発チームはユーザーとのコミュニケーションに熱心なように見えます。コミュニケーションツールで開発者に質問をすると、非常に素早く、かつフレンドリーに返答してくれます。このように、開発者と直接やりとりができるのも、ブロックチェーンゲームの魅力の一つですね。