Cryptic Conjureは、ピプリクトが今一番注目しているDappsのゲームです。
リリース予定は2019年3月とまだ時間がありますが、昨日プレセールの情報が公式から発表されました。非常に注目の内容となっていますので、かんたんにまとめてご紹介したいと思います。
目次
Cryptic Conjureとは?
Unreal Engine4で開発されたハイクオリティなMMO RPG
Cryptic Conjureは、現在大規模なゲーム開発でもっとも使われていると言っていいゲームエンジンであるUnreal Engine4で開発されています。
上のトレーラーをご覧いただければわかる通り、グラフィック、ゲーム性ともに、かなり高いレベルにあることが見て取れます。
ゲーム内容はいわゆるMO PRGで、複数人のプレイヤーでパーティーを組みダンジョンに挑戦します。
最大の特徴は、「スペルを生成する」ことで、レシピや各種の素材を集めて合成することで、まったく新たなスペルを生み出すことができる点です。このスペルやスペル生成に必要な各種アイテムがイーサリアムのトークン化されており、それらを他のユーザーとトレードすることができます。強力なスペルのレシピを知っている場合にはそれを独占してゲームを有利にプレイすることのできますし、それで作ったスペルを他のユーザーに販売して収益をあげることもできます。
開発はLucid Sight
Lucid Sightはロスアンゼルスに本拠を置くゲーム開発企業です。2015年に設立され、これまでにVRのゲームを中心として、10を超えるゲームをリリースしています。
近年は特にブロックチェーンのゲームに注力しており、Crypto Space CommanderやMLB Crypto Baseballといった注目タイトルを発表しています。
正統派かつ実力派のゲーム会社であると言えます。
8月2日よりCryptic Conjureのプレセールがスタート
注目のプレセールは8月2日(木)からスタートします。日本時間では8月3日(金)となります。
ゲームプレイにはMetaMaskが必要なので、おそらく購入はETHを利用することになると思われます。
いくつかのアイテムは「リバースオークション形式」で販売されるとのこと。リバースオークションとは、誰かがアイテムを購入するまで、値段が少しずつ下がっていくオークションです。
プレセール情報のまとめ
プレセールの詳細はこちらに掲載されています。
The Cryptic Conjure Pre-Sale: August 2nd!
全文英語で読むのが大変ですが、ファオさんがツイートでかんたんにまとめてくれてますので、それを参照しましょう。
https://t.co/njJHFCNqgp
Cryptic Conjureからもプレセールの公式発表があったよ。
実施は8/2から。日本時間だと8/3からだね。
装備やアーティファクトが売り出されるみたい。
魔法の直接販売はしないそうで、実際にゲームをプレイして自分で作り出してね、ということらしい。— ピプリクト[公式] (@piprycto) July 27, 2018
アーティファクトの使い道について。
所有者がアーティファクトを設置すると、他のユーザーがそれを使ってスペルの製造ができるようになる。対価に少しETHがもらえるので、それでお金稼ぎができるんだって。有効期間は2週間。
このアーティファクトを使ってスペルを作ると、特別な効果が得られると。— ピプリクト[公式] (@piprycto) July 27, 2018
クリスタについて。
クリスタは魔法を製造する素材。ゲーム内で一番頻繁にトレードされるようになるものらしい。
クリスタにはいろいろな種類があって、敵撃破10体につき1回程度ドロップするレッドクリスタから、100万体に1体しかドロップしないバイオレットまで!— ピプリクト[公式] (@piprycto) July 27, 2018
他にプレセールで販売されるアイテムについて。
9人評議会のキャラのうち4人。
特別なゲーム内アバターや称号が手に入る。永久使用可能なアーティファクトへのアクセス権もあるらしい。
これが一番レアなアイテムかな?— ピプリクト[公式] (@piprycto) July 27, 2018
他には武器防具や、スペルの交換券なども販売されるそう。
スペルにもレベルがあって、ダンジョンごとにレベルキャップが設定されるから、強いスペルを持ち込んで無双、っていうのはできないようになるみたい。— ピプリクト[公式] (@piprycto) July 27, 2018
- 販売されるのはアーティファクト、クリスタ、9人評議会のうちの4人のキャラクター、武器・防具、スペルレシピ交換券の5種類
- アーティファクトはスペルの生成機。他のユーザーに使ってもらって使用料を取れる
- クリスタはスペル生成時に必要な素材
- 9人評議会はアバター、ゲーム内称号、専用アーティファクトの永久使用権、他にも何かありそう
- 装備可能な武器・防具
- スペルのレシピと引き換えられるチケット
収益化の鍵はアーティファクト?
ゲームとして非常に楽しめそうなCryptic Conjureですが、Dappsのゲームならではの要素として、収益化についても考えてみましょう。
プレセールでは5種類のアイテムが販売されまさすが、その中でもっともETHを稼ぐのに貢献しそうなのはアーティファクトではないでしょうか。
アーティファクトを設置しておけば、他のユーザーがスペルの生成で利用してくれ、それによって使用料を手に入れることができますので、安定してETHを稼いでくれそうです。プレイ時間が十分とれないユーザーにとっても設置型で自動稼働してくれるゲーム内資産はありがたい存在です。
4キャラしか販売されない9人評議会メンバーもレア度は非常に高いですが、価格が相当高くなりそうなのと、専用アーティファクトの利用権以外は直接収益化に結びつきそうな機能は(今のところは)持っていないようです。
他のアイテムについては、値上がりしそうなタイミングを見て転売益を狙っていくというような感じになりそうです。
このように総合的に考えると、収益化の手段としてはアーティファクトが魅力的に映りますね。
まとめ
Cryptic Conjureは、Unreal Engine4を使ったハイレベルなグラフィックに注目ですが、それだけでなく、ゲーム性にブロックチェーンの特徴をうまく融合させた、非常に斬新なゲームになりそうな期待感があります。
投機的な側面が注目されがちなDappsのゲームですが、Cryptic Conjureはこの市場に新しいスタンダードを打ち立て、もっともプレイされるゲームになる可能性がありそうです。
運営者から今後も新情報が続々発信されると思いますので、ぜひ動向をウォッチしてみてください。
なお、Cryptic Conjureに事前登録すると、公称「0.05ETHの価値がある」イエロークリスタが手に入るキャンペーンが実施されています。残り数がすでに200をきっていますので、以下より登録して手に入れてください。